伴走

中学生になり、1学期も無事に終わりそうだと思っていたら

昨日、あるつまずきから『学校休む!』となり、朝から大騒ぎ。

理由は、国語のスピーチ(1分間)での作文を失くしてしまいスピーチができないというもの。

もうだめ、じゃなくて、できることをしよう。

こうしたら?ああしたら?と話してもパニックになっていて、人の話が聞けない。

『母さんがやるんじゃないんだから、簡単にいうな!!』と

怒りと悲しみが混じった表情。。。

久しく泣いていなかった息子が泣いている。


少し場を離れて、冷静になって考える。

.色々とグルグルする。

みんなと同じにできるように頑張っていただけに、彼にとっては痛恨のミスといったところなのだろう。それは分かる。

でも、ここで休むというのは、困難なことから逃げるということにならないだろうか?

夏バテかも、食欲があまりない、とここ数日言っていて休みたかったのは何となく分かっている。

色々と栄養が足りなかったかな、と反省もしつつ

私は息子の伴走者。走れなくなった時、お尻をたたいたり、手を無理やり引っ張って前を

走ることはできない。逃げるんじゃなくて、休んでもいい。


『もう一度、休みたい理由を聞かせて。』

(国語のスピーチができないからっていう理由は、母さん納得できないよ。

ほんとはそうじゃない気がするんだけど、、、)


『うん。

それは引き金だと思う。

ストレスが溜まってる。こんな状態で学校へ行くとケンカしたり、

先生に反抗したりしちゃう。』

(決別したと言っていた以前の自分を恐れてる感じ)

(そっか、だいぶストレスに強くなったとはいえ慣れない試験や提出物、

授業ごとに変わる先生、教室。。。とかなり頑張っていたことだろう。

母さんには分からない、本当そう思うよ)


『分かった。今日という日じゃなければ、同じようなことが起きたとしても

どうにかできたよね。』

『うん、多分できた。』


『じゃあ、明日かその次か、どういう形か分からないけど、先生に相談してスピーチしてね。』


『分かったよ』


急ぐことはない。

急に階段を駆け上がったような息子だけど、自分のペースで行こう!





心にリモコン

『自分を動かすリモコンを頭に持たせるのは嫌なんだ。心に持たせていたいんだ!』息子けんすけ(当時小5)が学校に行きたくないその理由を泣きながら叫んだ。友達も好き、休み時間も楽しい、勉強もできるようになりたい、でも学校へは行きたくない。さあ、どうする!? 感覚が敏感で繊細なHSCという特性を持つ息子との日々…。子育て備忘録。

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