前日が雨だったのかな、保育園の園庭に水たまりができてました。
いつものごとく、あちこち動き回るけんすけ。
先生はいつも目を離さずにいて下さるのだけど、ちょっと目を離した瞬間
彼は水たまりに顔を突っ込んだー⁉
先生は、急いで抱き上げるも優しく聞いてくださった。
『けんちゃん、どうしたの?』
『うん、水たまりの中がどうなってるのか見たかった』
『そう、何が見えた?』
『うーん、黒くてよく見えなかった』
目、開けちゃったのね(-_-;)
『おかあさん、申し訳ありませんでした。一応目は洗っていますがお家でもケアして下さい。そして、何でそんなことしたの!と怒らないでくださいね。
けんちゃん、とっても感受性豊かで好奇心が旺盛な子です。
感受性豊かに伸ばすのは大変なことだと思うのですが、ぜひ伸ばしてあげてほしいです』
と先生は仰いました。
この時は、ふーんという程度で感受性が豊かとはどういうことかも、それを伸ばすことが大変なことも、よく分かりませんでした。
ただ、うちの子大丈夫かな?と不安げな私の横顔をけんすけは見逃さなかったのだと思います。
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