気づいたときが始まり

前回の記事から間があきましたが、発信を再開します!

前回まで、

母である私の目を通した「息子の記録」

として記事を書いてきました。

でも、

これからしばらく、息子の言葉・行動に反応する

「私の記録」

として発信をしていこうかと思っています。

最近、過去を振り返ってみて、

息子のため、

と思ってエネルギーを費やした出来事は、

「何でそこまでできたのか?」を考える機会がありました。

すると、

以前は自覚していませんでしたが、息子のためだけでなく、

自分のためでもあったからなんだと気づきました。

その気づきとは、

こういったものでした・・・。

今まで、

息子は洞察力が鋭くて、繊細で・・・

と思ってきました。

対して、

私自身は、繊細でも洞察力が鋭い方でもない、

と考えてきました。

でも、最近、過去を振り返ってみて、

私自身も、

幼少期は繊細だったこと、同時に活発でもあったため、

目立ってしまって、傷つくことが多かったこと、

を思い出す機会があり、

息子と私は似たところがあるのかもしれない、

と自覚するに至りました。

おそらく、

息子の方が、言葉にする力があるようです。

言葉にできなくて、

口をつぐむしかなかった

ずっとフタをしてきた私の子どもの時の違和感を、

息子は言葉にする

私はそれに敏感に反応して、そのままにしておけなくなる。

どうして敏感に反応して

そのままにしておけなくなるのかというと、

息子の言葉は

私が子どものころに

周りに言いたかったこと、

伝えたかったこと、

だったから、なのです。

私のフタをしてきた気持ち・感覚は

息子に、言葉という形を与えてもらったかのような・・・。

形が与えられれば、

その気持ち・感覚は

もう押さえておけるものではなくなります。

加えて、大人になった私には

行動する力も、あるのです。

こうして、

息子のために全力でしてきたことは

同時に、

私の子どもの時代を癒し、救うプロセスに

なっていたのではないか、

と感じ始めました。


先日、息子に

「俺、そんなに繊細でも敏感でもないよ。

洞察力ってよく分かんないけど普通じゃね?

母さんがそういう風に捉えたから、それに乗っかった!」

と言われました (;'∀') 

私の感情に付き合ってくれてたの???

それはそれは、、、そちらも大変だったねw

という感じですww

親子って、不思議ですね。

息子を励まし、応援しようとしたことが、

同時に

自分のこども時代を励まし、応援すること、癒すことに

なっていたとは・・・!

そして、息子は

そんな私に付き合ってくれていたなんて・・・ww

そんなわけで、

息子との関わりを通して、

自分自身を生き直すことになっていたと気づいた私。

これからしばらく、

息子の記録、ではなく

息子との関わりから見えてきた自分自身、

加えて、

自分自身が考えたこと、感じたことを書いていこうと思います。

心にリモコン

『自分を動かすリモコンを頭に持たせるのは嫌なんだ。心に持たせていたいんだ!』息子けんすけ(当時小5)が学校に行きたくないその理由を泣きながら叫んだ。友達も好き、休み時間も楽しい、勉強もできるようになりたい、でも学校へは行きたくない。さあ、どうする!? 感覚が敏感で繊細なHSCという特性を持つ息子との日々…。子育て備忘録。

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